言い辛いことは思考停止して、即座に報告すると吉。
妊娠陽性を伝えた時、夫が(しばし機能停止したのち)喜んでくれたことが嬉しかった!
堕胎するつもりは一切なかったため、転職エージェントに平謝りの連絡を入れるも、よくできたエージェントだったため「まず第一に、おめでとうございます!」と言われて感動した。プロフェッショナルだった。結局ダメだったものの「大企業の話になりますが、別の企業では転職した上で妊娠出産の休みが明けるまで就労を待ってくれたところがあるため、かけあいますよ!」と内定先にかけあってくれた。また転職するときはこのエージェントに頼みたいと感じた。
ちなみに私自身はキャリア思考が強い方である。今回の転職では、キャリアアップが見込める上、福利厚生や給与などの待遇も良くなり、会社の将来性も明るい展望が見えていた。そのため、今回の妊娠出産で巷で言われるキャリアを諦めざるを得なくなるという事実が、ようやく重い実感を伴って身に降りかかり、非常に考えさせられた。仮に半年で復帰できたとしても、キャリアの断絶は間違いなく起こる。男性は妊娠出産によるキャリアの断絶を考えなくていいのかと思うと、非常に嫉ましかった。
子供を望んでおり、授かった以上、おろす選択肢はない。家族計画の面でも、夫婦の年齢の面でも、今回の妊娠は出産までこなした方が良いという結論は揺るがない。それでもキャリアも諦めたくない気持ちは尾を引いた。おそらく後生、諦めたくなかった気持ちは残り続けるのだろう。