リンゴも食べられなくなった頃、ゼリー飲料も飲めるか怪しくなっていた。体感としては何もかも飲み食いし難い状態である。それが2日ほど続き「これは動けなくなる日も近い」と危機感を募らせ産院へ駆け込んだ。
助けて産院!どうにかしてくれ!
産院で行った尿検査では、ケトン体が±と検出されず。妊娠悪阻の場合、ケトン体が++(2+)以上で入院とするような目安がある様子。
👇妊娠悪阻とケトン体の関係について👇
公益財団法人母子衛生研究会-妊娠中の気がかり(体重・食事・病気・体調など)
https://www.mcfh.or.jp/netsoudan/article.php?id=1413
ただ、このまま何もせず帰宅したところで、しんどさから気絶するように寝に逃げ続けて数日後に、悪化した状態で再度通院するだけだろうということは安易に想像できた。「何とかして楽になりたい。とりあえず通院していて座る姿勢がきついので横になりたい」その一心だった。
結果的に医師から入院を強く提案されることになる。「どうしても入院は嫌というわけでなければ入院した方がいいが、どうか?」と言われたが、その時は頭もろくに回っておらず「楽になれるなら(点滴でも入院でも)何でもしたい」と微妙に噛み合わない回答をした気がする。入院したことがなかったため「入院するかしないかを選べる」という状態に面食らった。